2023年F1第12戦ハンガリーGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2023年F1第12戦ハンガリーGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)だ。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=10位(70周/70周)
今日のところは10位以上の成績は望めなかったと思う。1周目はうまく決まって、特に(バルテリ・)ボッタスをアウトからかわした動きには、自分でも満足できた。ただ、その後は上位グループのペースについて行けなかった。チームとして、まだやるべきことがいくつかある。何を改善できるかについて、理解に努める必要があると思う。マシンは速いのだが、もっとペースを引き出せるはずで、それがこのシーズン中の最優先事項になる。ここで学んだことを来週のスパで生かしたい。いつもと同様に次も全力でプッシュするつもりだ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(70周/70周)
チームとして3ポイントの獲得は、今日の僕らに手が届く最善の結果だったと思う。誰にも背後から脅かされない一方で、前方の競争相手との差を縮めることもできないという、ちょっと孤独なレースになった。暑く厳しいレースでもあり、誰もが終始タイヤのマネージメントを強いられていた。
これまで、驚くようなパフォーマンスを示せたレースの週末がいくつもあったが、また上位で戦えるようになるために、ベストを尽くしていく必要がある。あらゆることを分析し直して、来週のスパでの挽回を目指すよ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=8位(70周/70周)
スタートはうまく決まって、1周目に順位を5つも上げることができた。最初のスティントはすごく良かったんだ。マネージメントによってソフトを長く持たせてね。ただ、残念ながら、ハードコンパウンドでの長いスティントではリヤのデグラデーションに苦しみ、上位陣と対等なペースでは走れなかった。それが現時点での僕らの最大の弱点だ。
このサーキットでは、もっといい成績を残せると思っていた。改善を要する重要な領域について、あらためて考えてみる必要がある。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=7位(70周/70周)
最初のスティントでのペースは十分に満足できるものだった。いろいろなことを本当にうまくマネージメントしつつ、前を行くマシンについて行くことができたんだ。だけど、1回目のピットストップでタイムロスがあり、そのために状況が悪化して、順位を取り返すためにプッシュしなければならなかった。
2回目のストップの後のペナルティは、また別の話になるけど、とにかくあれで情勢は一段と不利になった。全体として、素晴らしい一日ではなかったね。
次のスパが楽しみだ。シーズンの前半戦を好成績で終えられればいいと思っている。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=6位(70周/70周)
6位というのは期待を超えた結果だよ。うまく挽回したと言っていいだろう。通常のレース展開なら11位、すべてを最大限に活用しても7位だと考えていた。だからこの結果には満足している。
マシンはとても速かったし、ここは僕のお気に入りのサーキットのひとつだ。僕たちチームは、ここを得意としているから、速さを発揮できると感じていた。
もちろん、昨日(の予選で)良い結果を出せなかったことは残念だ。本当ならもっと上位のグリッドを確保できたはずだし、2台揃って上位からスタートしていれば、ダイナミクスが変化していただろう。
とはいえ、コンストラクターズ選手権3位(のアストンマーティン)とのポイント差を拡大することができたから、その点はよかったと思う。今週末、たくさんのポジティブな要素を確認し、たくさんのことを学んだ。来週のスパでまた戦うよ。
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