雨のスパでフラッシュバックする過去のアクシデント。ガスリー、雨天決行のスプリントで「安全だとは感じなかった」

 

 雨のスパ・フランコルシャンで行なわれたベルギーGPのF1スプリント。アルピーヌのピエール・ガスリーはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、マクラーレンのオスカー・ピアストリに次ぐ3位フィニッシュとなったが、ウェットコンディションでのスタートで「安全だとは感じなかった」と振り返っている。 今年もベルギーGPは雨に見舞われ、大会2日目のF1スプリント直前には豪雨が襲来。スタートはディレイし、セーフティカー先導でレースは進行した。 各車は当初ウェットタイヤの装着を義務付けられ、フォーメーションラップを5周走り、11周に減算されたレースを走った。 こうしたFIAの対応についてフェルスタッペンは「状況に対する安全な見解だろう」と語った。 しかしレースコントロールの判断は正しかったか、とmotorsport.comがガスリーに答えると異なる意見が返ってきた。 ガスリーは指摘するのは、現行グラウンドエフェクトカーが大量の水しぶきをより広範囲に巻き上げ、後方ドライバーの視界を塞いでしまう問題だ。 レース後の記者会見でガスリーは次のように語った。「(これまでの)コメントからすると、僕はマックスと少し異なる見解を持っていると思う」「その時の自分のポジションとでしか比較はできない。僕は(セーフティカー先導でのフォーメーションラップ中に)6番手を走っていたけど、1番手や2番手にいる時とは少し違うし、後方にいる時はもっと悪い」「だから僕の意見だけが重要だとは思わない。全20名のドライバーにどう感じたかを聞いてみる必要がある。だけど、僕からは何も見えなかった」「オスカーやマックスがストレートの真ん中でクラッシュしたら、僕は激突していたと思う」「10〜20メートル先も見えなかったし、タイヤを温めている時でさえ、ただ祈るしかないんだ。安全だとは感じなかったよ」「再スタートした時も、コースアウトしたり、接触してストレートの真ん中で立ち往生したりするマシンがいないことを願っていた」「1周目からレース可能なコンディションだったから、コンディションの問題ではないよ」 …読み続ける

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