圧倒的なフェルスタッペンのパフォーマンスにレッドブル代表「二度と目にできないようなモノを見ている」と脱帽。早ければ日本GPにも載冠?
2023年のF1前半戦を終え、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは12戦中10勝と挙げる圧倒的強さ。ドライバーズランキングでも、一歩も二歩も抜け出している。 そのフェルスタッペンについてチーム代表のクリスチャン・ホーナー代表は、今のF1は、これまでに類を見ない、前代未聞の状況を目の当たりにしていると考えている。「現時点では、誰よりも優位性があると思う。全体的に傑出している」 ホーナー代表はフェルスタッペンのパフォーマンスについてそう評価した。「そして我々が今マックスと共に目にしていることは、二度と目にできないようなことかもしれない」 フェルスタッペンの今季のパフォーマンスは、チームメイトのセルジオ・ペレスと比べても圧倒的だ。なぜこのような差がついたと考えるかと尋ねられたホーナー代表は「これまでの全ての偉大なドライバーと同じように、彼には”特別な能力”があるからだ」と語った。「我々は今、タイヤを読み、レースを読み、そこから全てを引き出す彼の能力を目にしている」「それを見られるというのは、素晴らしいことだ。彼は今、まさに絶頂期にいると思う」 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコも、今のフェルスタッペンのパフォーマンスについて、次のように評価する。「予選で0.8秒の差をつけることができたなら、まだ余裕があることが分かると思う」「そしてまた、彼が最近どれだけスマートかつ賢く走っているかということも示している。彼は全てのオーバーテイクの動きについてよく考えているし、レースのことをうまく読むことができる。それは、彼のレースエンジニアとの会話からも聞こえてくる」「彼のパフォーマンスは信じられないようなモノだが、それはチーム全体にも言える。ピットストップが2.5秒より遅いことはほとんどなく、戦略も問題ない。信頼性の問題も発生していない。チーム全体として協力し、信じられないような仕事をしていると思うよ」 フェルスタッペンのベルギーGPまでの獲得ポイントは314。計算上は、早ければ9月に開催が予定されている日本GPで、フェルスタッペンの3年連続のF1ワールドチャンピオン獲得が決まることになる。 シーズン後半、フェルスタッペンの勢いを止める者は現れるのだろうか?Additional …読み続ける
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