ダンブロジオがメルセデスF1の代表代理を務めることに。ウォルフ不在の際はチームを統率
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、レースウイークの間に彼の隣に立っているジェローム・ダンブロジオが、今ではチーム代表代理になったと述べている。
2011年にヴァージンからF1に参戦し、フォーミュラEでは3勝を挙げたダンブロジオは、今年初めにメルセデスからドライバー育成担当ディレクターに任命され、長年メルセデスでドライバー育成アドバイザーを務めるグウェン・ラグリュとともに仕事をすることになった。ダンブロジオは、以前の責任者のジェイムズ・ボウルズがウイリアムズに移籍するにあたって、この職務を引き継いだ。
しかし今シーズンのレースウイークでは、メルセデスのガレージでウォルフの隣にいつもダンブロジオがいることから、彼にとって何か大きな動きがあることは明確であり、ウォルフはそのことを認めた。
「私がレースウイークに来れない時、ジェロームは私の代わりになる」とウォルフはフランスの週刊誌『Auto Hebdo』に語った。
「そういうことは11年間で3回しか起きていないのは事実だが、そうした状況は見込んでおかなければならない」
「今、彼はチームとパドックにおいて信頼を得る必要がある。彼にはまだ時間があるが、私がそこにいられない場合、彼が代行する」
ダンブロジオとウォルフ家とは親しい間柄だ。ダンブロジオはモナコを拠点とするベンチュリ・フォーミュラEのチーム代表を務めていた時に、CEOのスージー・ウォルフの下で仕事をしていた。
「ジェロームは昨年、ベンチュリでの役割において非常に素晴らしい仕事をした。そこは小さな組織で、今も2500人のスタッフがいる我々のチームと関わりはない。しかし彼は熱心に取り組んでいるし、彼がグランプリで行った介入の半分は賢明でさえあると言わなければならない」
「これは注目に値する成績だ。ジェームズ・アリソンは、私が言うことの50%は知的で、50%はナンセンスだとよく言っていた」
「真面目な話をすると、彼には時間を与えなければならないが、彼はこの役割を引き受けるのにふさわしい経歴を持ち合わせているという印象を受けている」
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