WRC、アメリカと中国での開催実現に本腰。アメリカでの最大のハードルは”保険”かも?

 

 世界ラリー選手権(WRC)は今後、中国とアメリカを新規開催地の重要なターゲットに挙げており、アメリカでの開催は2025年に実現する可能性があるという。 1988年以来となるアメリカでのWRC開催はシリーズにとって長期的な野望であり、テネシー州チャタヌーガを拠点とするラリーUSAプロジェクトを通じて将来的に実現する可能性が高いと見られている。 また、アメリカでの開催が実現した暁には、中国への進出もWRCの優先リストの上位に上がってくるだろう。 中国は1999年にWRCを開催したことがあり、当時はトヨタのディディエ・オリオールが優勝した。また、2016年にも開催されるはずだったものの、大雨の影響を受けてオーガナイザーが中止を決断。以後、開催は実現していない。 WRCの代表は今年後半に中国を訪れ、将来的なWRC開催に関心を持ついくつかの都市と話をしたいと考えているという。 WRCのイベントディレクターであるサイモン・ラーキンは、motorsport.comを含むメディアに対し、次のように語った。「新イベントの参入や復帰には大きな需要がある」「アメリカが我々の戦略的ターゲットであることは認めても構わない。ピーター(トゥール/WRCシニア・スポーツ・ディレクター)と私は、中国について取締役会と株主から明確な指示を受けている」「このふたつが戦略的に重要ターゲットであることに変わりはない。アメリカは2025年に実現する可能性が最も高い」「すでに話し合いを進めているいくつかの関心ある都市を巡るため、今年中に中国に行く時間を見つけようとしている」 …読み続ける

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