ブリヂストン、F1へのタイヤ供給ならずも「技術やサステナビリティへの取り組みはFIAやF1からも高く評価された」

 

 F1は10月10日に、入札を行なっていたタイヤサプライヤー契約について、ピレリと2027年まで契約を延長したことを明らかにした。ピレリと契約獲得を競っていたブリヂストンは、これを受けてコメントを発表した。 1997年からF1に参戦し、2007年からのワンメイク供給を経て2010年までF1にタイヤを供給していたブリヂストンは、今年モータースポーツ活動60周年。今後に向けてモータースポーツ活動を強化し、サステナビリティを中核に据えた「サステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツ」として進化させていくという方針を立てていた。 F1へのタイヤ供給は、こうした活動において素晴らしいプラットフォームであり、可能性のひとつとして検討を進めていたという。 F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、2011年からF1にとって重要なパートナーだったピレリと契約を延長することに決まったものの、ブリヂストンについても「印象的な提案と仕事を賞賛したい」と語った。 ブリヂストンは『FIAおよびFOG(フォーミュラ・ワン・グループ)の発表を受けてのコメント』と題したニュースリリースで、石橋秀一グローバルCEOのコメントを発表した。「ブリヂストンにとって、モータースポーツは『極限への挑戦』であり、『最高の品質で社会に貢献』という私たちの使命や、そこにある誇りや情熱を裏付けるものです。これまで60年間の挑戦のなかで、技術開発力、生産供給力、ブランド力、人材育成を磨き続け、グローバルにプレミアムタイヤビジネスを展開する基盤を築いてきました。本年3月10日に実施したモータースポーツ発表会においても、『原点』へ立ち戻り、再度、グローバルモータースポーツというジャーニーに足を踏み出すことをお伝えしています」「今回の応札では、F1に携わることは実現しませんでしたが、求められるレースコンディションに合わせ『究極のカスタマイズ』を実現するENLITEN(エンライトン)技術を含めた当社の技術優位性や、バリューチェーン全体におけるサステナビリティの取り組みはFIAやFOGからも高く評価されたものと認識しています」「ブリヂストンは、今後もサステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツ活動を推進し、『走る実験室』として技術イノベーションを加速させるとともに、ブランド力の強化を目指します。そして、企業コミットメント『Bridgestone …読み続ける

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