角田裕毅、予選11番手「Q3に僅差で届かず悔しいが、マシンの力を引き出せた」チームはアップデートに好感触/F1第19戦
2023年F1アメリカGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はスプリント・フォーマットでの金曜予選で11番手だった。Q1では5番手、Q2では10番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)と0.018秒という僅差で、Q3進出を逃した。
今回アルファタウリは、フロアボディ、フロアフェンス、フロアエッジ、コーク/エンジンカバー、リヤコーナーなどにアップデートを加えている。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは金曜を振り返り、次のようにコメントした。
「今回、いくつか新しい空力パーツを持ち込んだ。スプリントの週末では、(新パーツを導入するのは)簡単なことではないが、各チームの差がとても小さいため、あらゆるものを活用する必要がある」
「FP1ではふたりともソフトタイヤで完璧なクリーンラップを取ることはできなかったものの、アップデートがうまく機能していることを確認できた」
「Q1では、3回のランを行うチームもあるなかで、我々は2回のランでいく計画を立て、うまく通過することができた。裕毅はまたもや僅差での11番手だった。今回はQ3進出まで0.018秒だ。セクター1でトラフィックによりダーティエアの影響を受けなければ、余裕でQ3に進めていただろう」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP1 13番手(1分37秒104:ソフトタイヤ/25周)
予選 11番手(Q1=5番手1分35秒913:ソフトタイヤ/Q2=11番手1分35秒697:ソフトタイヤ)
自分のパフォーマンスに満足しています。ほんの少しドライビングに違いがあれば、Q3に進出することができたと思うので、悔しいですが、僕より上位を獲得したチームは2台そろってトップ10に入っていますし、今日僕たちはマシンのパフォーマンスをしっかり引き出せたと感じています。
11番手は日曜グリッドとして悪いポジションではありません。ポイント圏内近くからのスタートになるため、レースが楽しみです。FP1でのレースペースは悪くはなかったと思うので、明日と日曜にポテンシャルがあるはずです。
ダニエル(・リカルド)が戻ってきてうれしいです。(復帰戦で)フリープラクティスが1回しかなく、すぐさま予選を走らなければならないというのは簡単なことではありません。なじむための時間が十分になかったにもかかわらず、彼は良い仕事をし、すでに素晴らしいフィードバックを提供してくれています。そのおかげで僕たちは11番手を獲得することができました。
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