勝者フェルスタッペン「予想より苦労した。ブレーキの問題を抱え、大きなアドバンテージもなかった」/F1第19戦
2023年F1アメリカGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、6番グリッドからF1キャリア50勝目を挙げた。フェルスタッペンはブレーキの問題を抱えながら、28周目にトップに立ち、終盤、後方からルイス・ハミルトン(メルセデス)がギャップを縮めてきたが、2.225秒差でトップでチェッカーを受けた。セルジオ・ペレスは、5位でフィニッシュした後、ハミルトンの失格で4位に繰り上がった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(56周/56周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
50回目の優勝を、ここオースティンで達成できるなんて、信じられないような気持ちだ。もちろん、とても誇らしく思う。これからももっとプッシュし続けていくよ。
6番グリッドからのスタートだったので、興味深いレースだった。少しずつトップに近づいていった。でも、今日はペース上のアドバンテージがそれほど大きくなかったし、ブレーキに苦しんでいた。走っていて昨日と同じ感触を持てず、それによって予想していたよりずっと苦労することになった。
そもそも6番グリッドから始めること自体、大変だったし、さらにレース全体を通してブレーキにとても苦労していた。このサーキットでは、たくさんのブレーキングポイントがある。終盤は(ハミルトンが)後方からかなり近付いてきていた。それに、バックマーカーにも苦労したし、タイヤも終わりかけていたので、そういった要素で少し苦しんだ。
今日は戦略に頼る必要があったが、チームは素晴らしい仕事をしてくれたよ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=4位(56周/56周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
もちろんもっと良い結果を望んでいた。時折すごく良いペースを発揮できたけれど、一貫性がなかった。厳しいレースだった。フェラーリは改善したみたいだね。でも僕たちも、昨日より一歩前進することができたと思う。
今日はオーバーテイクがとても難しかった。ターン11の出口は、風が強くて、路面がラフで、かなり困難だった。何度かライバルをアンダーカットするチャンスがあったと思うので、チーム全体でチェックしてみる必要があるだろう。
週末のなかで、何が悪かったのかについては分かっているから、今後のレースに向けて楽観的に取り組んでいける。この週末から学習する必要がある。メキシコに向けて役立つことがいくつかあるからね。ペースをもっと引き出せるはずなので、次戦のホームグランプリを心から楽しみにしている。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです