メキシコでのF1開催は英雄ペレス次第ではない?「いつかいなくなることは分かっている」主催者は”その後”を検討

 

 毎年、母国の“英雄”セルジオ・ペレスの大応援団が大挙して押し寄せ、チケット完売となるF1メキシコシティGP。ペレスの去就が取り沙汰される中で、オーガナイザーはメキシコでのF1開催の未来は、ペレスのF1キャリア次第ではないとの考えを語った。 メキシコでのF1開催はペレス人気に伴い、2015年からメキシコGPとして復活。COVID-19の世界的蔓延により2020年、2021年は開催が見送られたが、2021年からはメキシコシティGPとして開催されてきた。 ペレスは常に母国で絶大なサポートを受けてきたが、彼が2021年にレッドブルに加入して優勝が狙えるポジションにつけると、メキシコのファンの熱狂はさらなる高まりを見せた。 しかしチームメイトであるマックス・フェルスタッペンを相手に苦戦を強いられているペレスは、2024年末に満期を迎える現在の契約が早期に打ち切られるかもしれないというプレッシャーに晒されている。 メキシコシティGPのオーガナイザーは、ペレスがF1トップチームあるいはF1シートを失うことが痛手になることを認めている。 しかしmotorsport.comの取材に応じたマネージングディレクターのフェデリコ・ロドリゲスは、メキシコでのF1開催の趨勢はペレスのF1キャリア次第ではないと語った。「チェコ(ペレスの愛称)がいつかいなくなることは分かっている」「我々が取り組んでいるのは、チェコだけではなく、このスポーツ全体の経験を活かすことだ」「チェコのファンは沢山いるが、レッドブルやメルセデス、フェラーリ、あるいは他チームのファンもいる」「売り上げが落ちるかもしれないが、そうなることは分かっている。だから我々は、観客の体験に取り組んでいる」 …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです