第106回インディ500の決勝レースが5月29日（日本時間30日）に行なわれ、チップ・ガナッシ・レーシングのマーカス・エリクソンが優勝を飾った。
　5番手スタートのエリクソンは、終始上位を走行していたが、各車が最後のルーティーンピットを終えた残り22周ごろに一気にトップ争いに加わると、後続に対して3秒のリードを築いてトップを快走した。
　しかし残り6周時点で発生したクラッシュで、レースは赤旗中断。エリクソンにとっては逆風となるレースコントロールの判断だったが、会心のリスタートを決めたエリクソンは懸命にディフェンス。すると、ファイナルラップでクラッシュが起きてイエローチェッカー。エリクソンがインディカー3勝目、インディ500初制覇を決めた。
　10番手スタートの佐藤琢磨（デイル・コイン・レーシング …読み続ける