角田裕毅、11番グリッドから17位に落胆「ペースはまずまずだった。何が起きたのか分からない」/F1第7戦
2022年F1モナコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は17位でフィニッシュした。
序盤はウエットタイヤで11番手を維持して走行し、6周目にインターミディエイトに交換。これにより18番手に落ち、そこからポジションアップを目指していくことになった。最後の赤旗後はミディアムで15番手を走行。64周のレースの56周目にソフトタイヤに履き替え、最後尾に落ちた。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、レースについて次のように説明した。
「波乱万丈なレースだった。レーススタート時に雨が降ったことは、大きな障害になったことは確かだが、同時にピエール(・ガスリー)のポジションを上げるためのチャンスでもあった」
「アグレッシブな戦略を採り、ほとんどのドライバーがフルウエットで走り続けているなかで、早々にウエットタイヤからインターミディエイトに交換した。ドライコンパウンドへのクロスオーバーが訪れるまで、うまく機能させたいという考えだったが、それが非常にうまくいった」
「ピエールのペースを見て、裕毅に関しても同じ決断を下し、彼にもインターを履かせた。ただ彼もこれを機能させるのに少し苦労した」
「その後、ふたりのタイヤをハードに交換した。赤旗がなければ、そのタイヤでレースを最後まで走り切る計画だった」
「その後は基本的にレースの最後までポジションを維持して走った」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=17位
11番グリッド/タイヤ:ウエット→インターミディエイト→ハード→ミディアム→ソフト
悔しい一日になりました。序盤は良くなくて、赤旗の前には16番手になっていたので、何が起きたのかをじっくり調べてみる必要があります。
決勝中のマシンのペースはまずまずでした。リスタートでミディアムタイヤを履いて、少しギャンブルをしましたが、残念ながらその戦略は今日はうまくいきませんでした。
(レース後のインタビューで、11番グリッドからスタートしながら17位に終わったことについて聞かれ)何が起きたのか分かりません。ペースは問題なかったのです。
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