「我々にできるのは、懸命に仕事を続けることだけ」マクラーレンF1代表、苦戦の続くリカルドをサポート
マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、マクラーレンとダニエル・リカルドが、彼のパフォーマンスを改善するために相互に懸命に取り組んでいると述べている。
マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンの発言や、リカルドの芳しくない結果を受けて、最近は彼のF1での将来に関するうわさが飛び交っている。ブラウンはリカルドに関して、2021年の加入以来、彼がマクラーレンの期待に応えていないと明確に述べた。
リカルドが今シーズンこれまでにポイントを獲得できたのはたったの2レースであるのに加えて、彼はチームメイトのランド・ノリスに完全に遅れをとっている。リカルドは来シーズンまでの契約を結んでいるものの、パフォーマンス不足が深刻なことから、多くの評論家たちが彼が2023年にマクラーレンとグリッドに並ぶことはないだろうと確信している。
しかし、リカルドがフリー走行2回目にクラッシュし、レースは13位と下位に終わったF1第7戦モナコGPで、ザイドルはチームがリカルドのパフォーマンスの向上に引き続き取り組んでいると述べた。
「ダニエルが自身で言っていることだが、全体的に彼はまだマシンを100%感じ取ることができていない。予選で完全に限界までプッシュする時は特にだ」とザイドルは語った。
「また彼はランドという非常に強力なチームメイトと戦っている。ふたりを組み合わせてみると、そこには差を目にすることがある」
「バルセロナのレースでは、ダニエルは(12位より)上のペースを出すことは不可能だった。それはレース後に分析しなければならないことで、我々はそれを行い、原因の説明になるマシンの問題を発見した。それは重要なことで、我々はそこから学んだ」
「ダニエルとともに我々ができるのは、互いに専念し、最後の利益を見つけるために、懸命に仕事を続けることだけだ」
リカルドはアゼルバイジャンGPでリセットすることを期待している。ザイドルは、リカルドがF1の次のレースに向けて適切な準備を行うだろうと述べた。
「レース結果や展開にかかわらず、レースウイークの後いつも私がやるのは、ドライバーが週末の間中熱心に取り組み、コース上で仕事をしてくれたことに感謝することだ」
「いつものように、ダニエルも我々も双方が冷静になって集中し、取り組むことが本当に重要だ」
「バクーへ行く前にシミュレーター作業をする予定だ。今後の数戦で小さな一歩を踏み出せることを願っている。ダニエルが100%のいいフィーリングをマシンに感じられるようにね。予選で完全に限界までプッシュしなければならない時は特にだ」
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