2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。
■BWTアルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=10位
とても困難なレースだったから、またトップ10に入り、ダブルポイントフィニッシュで終われたのはポジティブなことだ。いつものように、チームとしてしっかりデブリーフィングをして、次回に向けて改善できることは何かを確認するつもりだ。
金曜、土曜と速さはあったのに、予選ではやや運に恵まれず、それがレースでのトラックポジションに響いた。そう考えると、すべてをうまくまとめさえすれば、もっとポテンシャルがあるのは間違いない。僕らは前向きな気持ちでバクーを離れることができる。次の週末、久々にカナダを訪れるのを楽しみにしているよ。目標はポイント獲得を続けることだ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=9位
この成績に心から満足している。ただ、VSC中にうまくピットに入ったライバルが何人かいて、そのために運悪く、いくつかポジションを失っただけだ。これはバクーでは起こりがちなことで、戦略の違いによって生じた結果でしかない。そこで少し損をしてしまったものの、ペースは良かった。僕らのパッケージでは、このコースでオーバーテイクを決めるのは難しかったけど、マシンのペース自体は速かったんだ。
あらゆる条件を考えると、これが今日の僕らには最善の結果だったと思う。もちろん、僕らとしてはもっと上を目指している。弱点を解消するために努力を続けて、次のモントリオールでは、さらにいいパフォーマンスを発揮できるようにしたい。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=8位
ポイントを記録できてハッピーだ。チームにとって良いことであるのはもちろんだけど、僕としては久々のポイントだからね。
いろいろなことが起きたレースだった。チーム内で戦略を分けていたので、最初は僕がハードタイヤでランドより少し速くて、チームオーダーが出された。けれども、終盤はハードを履いた彼の方が速かったので、またさらにチームオーダーがあった。
結局のところ、僕らにはフェルナンド(・アロンソ)に挑戦できるほどの速さがなかったのだと思う。ストレートで彼に近づくことはできても、抜くまでには至らなかった。ともあれ、マシンのドラッグを減らす努力が必要なのは明らかだ。それがこの週末の僕らのアキレス腱だった。ただ、それ以外の点では、望みうる最善の結果が得られたと思う。これまでよりスムーズな週末を送れたことに満足している。
■BWTアルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=7位
目論見どおりに戦うのが難しいレースだったにもかかわらず、チームとして良くやったと思う。7位という結果に満足している。他車のリタイアに助けられたのは確かだが、それは往々にして起きることで、そうした出来事をうまく利用しながら、自分たちの能力を最大限に発揮するのも仕事のうちだ。
マシンはストレートで速かったので、タイヤがフレッシュなうちに何台かをオーバーテイクできた。ルノーのパワーユニットは強力で、競争力もあるように思える。それはどんな状況でもありがたいことだ。現時点では多くのマシンと実力が伯仲しているし、カナダでもそれは変わらないだろうと思う。次の週末も、またポイント獲得を狙っていくよ!
■アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 決勝=6位
6位という結果は本当に素晴らしい。全員がこの結果に満足できるはずだ。僕たちはこのマシンの限界までプッシュしてきて、今それが報われている。今日はアルファロメオよりも速くて、アルピーヌとアルファタウリに匹敵していた。それが少しこのゲームを変えたんだ。チームが見事なピットストップを行ったので、そのおかげでルイス(・ハミルトン)の前に出ることができた。
あの後、エステバン(・オコン)を抜いたと確信したけれど、彼がもっとポジション争いをしてくると思ったので、僕はエスケープロードに入り、時間をロスしてしまった。あのインシデントがなければ、5位を争えただろう。とは言っても、これは素晴らしい結果だ。
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