「ほとんど転倒寸前だった」ミラー、ロングラップペナルティ消化時の危ない瞬間明かす

 

 MotoGP第10戦ドイツGPで、ドゥカティのジャック・ミラーは3位表彰台を獲得。彼は今回ロングラップペナルティを科されていたが、ペナルティを履行する際に転倒しかけていたという。
 ミラーはドイツGP予選で6番手と上位グリッドを獲得。しかしFP4で黄旗中に転倒してしまったことから、決勝レースでロングラップペナルティが科されることが決まっていた。
 このペナルティをミラーは序盤5周目に消化。ポジションを大きく落としてしまったものの、そこから追い上げのレースを見せ、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)を抜いて3位フィニッシュを果たした。
 レースを振り返ったミラーは、自身がロングラップペナルティを消化する際には、ジョアン・ミル(スズキ)の転倒によって、ペナルティ用の走行エリアにグラベルが撒かれていて、転倒寸前だったと語った。
「本当に長いレースだった。全30周はいつだろうと身体がキツイ。路面温度が55℃にもなろう時は、地面からの熱、バイクからの発する熱で暑かったよ」と、ミラーは語る。
「それは別としてロングラップペナルティを受けていたから、良いスタートを切る必要があるのは分かっていた。でも、そうはできなかった」
「それでも(グレシーニのファビオ)ディ・ジャンアントニオを必要な時に抜いていくことができたし、ロングラップペナルティを受ける前にできる限りのことはしておいた」
「その後ロングラップを消化したけど、今回のレースの中で、最も危険な瞬間だったかもしれない」
「ロングラップペナルティのトラックには石が散乱していて、ほとんどフロントタイヤのグリップを失いそうだった。でもそこまでタイムをロスせずに済んだよ」

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