選手権4位を目指すアルピーヌF1。2022年シーズンも「表彰台や優勝は可能」と代表
アルピーヌF1のオットマー・サフナウアー代表は、チームのコンストラクターズ選手権4位は現実的であり、今後のレースで優勝や表彰台を獲得することも可能だと考えている。
第9戦カナダGPではフェルナンド・アロンソが予選で2番手につける快走をみせ、エステバン・オコンとともに2戦連続のダブル入賞を果たしたアルピーヌ。F1公式ポッドキャスト『F1 Nation』に出演したチーム代表のサフナウアーは、今後の目標について次のように答えた。
「私達は現実的になる必要があると考えている」
「そのうえで今からシーズンの終わりまでいい仕事を続けて、(コンストラクターズ選手権を)4位で終えられればいいと思う」
2021年シーズンをコンストラクターズ選手権5位で終えたアルピーヌは、2022年シーズンも第11戦オーストリアGP終了時点で同じ位置につけているものの、ランキング4位につけるマクラーレンとの差は同ポイントとなっている。
「残りのレース数と得られるポイントの量を考えると3番手のチーム(メルセデス)を追い抜くのは難しい」と考えるサフナウアーだが、中団グループ最上位の獲得は「現実的」であるとする。
さらにアルピーヌには追い風も吹いている。マクラーレンがバジェットキャップの影響でマシンの開発スケジュールを先延ばしにせざるを得ないのに対し、予算上限まで余裕があるという同チームは10戦で6回と積極的にアップデートを投入し、マシンに改良を加え続けているのだ。
2021年シーズンはハンガリーGPでオコンが初優勝し、カタールGPではアロンソが自身7年ぶりの表彰台を獲得したアルピーヌ。勢いに乗るサフナウアーは「運が良ければ」という譲歩つきではあるが、今シーズンも「表彰台や優勝は可能だ」とチームのポテンシャルに自信をのぞかせた。
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