MotoGP第13戦オーストリアGPで、ジョアン・ミル（スズキ）はレース1周目に転倒。その結果、右足首に骨折を負ってしまった。
　ミルは8番グリッドから決勝レースに臨んだが、1周目のターン4でハイサイドを喫してクラッシュ。レースはここでリタイアせざるを得なくなってしまった。
　後に検査を受けたミルだが、彼は右足首に骨折が確認され骨片が飛んでいることも認められた。そして翌日に靭帯の状態などを確認するため、さらなる検査を受けることになると報告した。
 
「ターン4でビッグクラッシュを喫してしまった」
「リヤを失ってハイサイドを喫してしまったんだ。もっと悪い事態になってしまう可能性もあったから、僕はラッキーだと思う」
「まず行なった検査では、足首に骨片や骨折が見られていた。明日、更にMRIなどの検査を受けてくるよ」
　ミルは2022年シーズンの13戦を終えた現段階で、獲得ポイントは77点。ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）には123ポイント差と、タイトル争いには絡めていない。
　次戦は2週間後の9月初旬に行なわれるサンマリノGPとなっているが、ミルがこのレースに参加できるかどうかは、今後の検査結果次第となる。
 
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