アルファタウリF1のガスリー、2023年移籍の可能性を認める「2、3週間のうちに明確な答えが出ると思う」
アルファタウリF1チームのピエール・ガスリーは、2023年のプランについては、今後2週間か3週間のうちに決まる見通しであると語った。ガスリーがアルファタウリに残留することは、すでに発表されているが、その後のドライバーマーケットの動きにより、アルピーヌへの移籍の可能性が出てきた。
フェルナンド・アロンソが今季末でアルピーヌから去り、アルピーヌのリザーブドライバーであるオスカー・ピアストリがマクラーレンに加入することが決定したため、アルピーヌは、2023年のドライバーを探さなければならない状況に陥った。アルピーヌはフランス出身のガスリーをエステバン・オコンのチームメイトに起用し、オールフランスの体制を形成することを望んでいると言われる。
ガスリーの契約を持つレッドブルの首脳陣は、適切な後任が見つかるならガスリーを手放すと示唆している。当初は、インディカードライバー、コルトン・ハータ獲得を目指していたが、スーパーライセンスポイントが足りないことで断念。その後、メルセデスのリザーブドライバー、ニック・デ・フリースの起用を考え始め、すでに大筋で合意したとの説もある。
シンガポールGP前の記者会見において、「2023年のニュースはいつ発表されるのか」という質問を受け、ガスリーは、移籍について現在も交渉が行われていると示唆し、数週間後に状況がより明確になる見込みだと答えた。
「今進行中の会話や話し合いについては、誰もが知っていることだと思う」とガスリーは語った。
「僕としては、今後2週間か3週間のうちに、自分の将来について明確な答えを得られるものと期待している。今のところは状況に何の変化もない。僕の将来について何かが確定したら、皆さんにお知らせすることになるはずだよ」
デ・フリースは、アルファタウリの他に、ウイリアムズやアルピーヌの来季ドライバー候補でもあるといわれる。F1デビューのチャンスを提供したウイリアムズと2023年の契約を結ぶのが自然なことのようにも思えるが、『Sky Sports』など多数のメディアが、デ・フリースはアルファタウリを選び、ガスリーはアルピーヌに移籍するのではないかと予想している。
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