F1メカ解説|フェラーリ、日本GPにアップデート版のフロアを投入。パフォーマンス向上なるか?
フェラーリは日本GPにアップデートが施されたフロアを投入。パフォーマンスを改善することを目指している。
フェラーリはフランスGPでアップデート版のフロアを投入し、その後複数回にわたって微調整を行なってきた。
ただ、ベルギーGPからは新しい技術指令が導入され、マシンの上下動やフレキシブルフロアの使用が制限された。フェラーリはこの新しい技術指令下でパフォーマンスを向上させる方法を理解しなければならなかった。
その一環としてフェラーリは、日本GPに新しいフロアを投入。ストレーキやフロア下のデザインが変更され、さらに金属製のステーの配置を変更することで、フロアの剛性も変更させてきたようだ。
金属製のステーは、以前はフロアのかなり外側に接続されていた。しかし日本GPに持ち込まれた新型では、より車体中心線に近づけられることになった。
フロア自体の剛性が変わっていなければ、ステー位置の変更により、リヤタイヤ直前のフロアはより柔軟になっているはずだ。これを利用すれば、空力性能を向上させることができるようになる。
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