新LMDh車両登場? アルピーヌ、コンセプトマシン『アルペングロウ』を10月13日発表へ。ブランドの新章を告げる一台に

 

 10月11日(火)、アルピーヌは新たなコンセプトカー『アルペングロウ』を発表すると明かした。
 朝日と夕日に照らされた大気中の雲や山々に反射することで山頂部が赤く輝くAlpenglowから名が取られたこのアルペングロウは、アルピーヌブランドの市販モデルとレースモデルのデザインとテクノロジーにおいて、新章を告げる一台となる。
 アルピーヌ曰く、このアルペングロウは単なるコンセプトカーではなく、ブランドの掲げる目標と戦略の基盤になるという。
 リリースでは多くが語られることはなく、画像もこの1枚のみ。ただその風貌からして、世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラス参戦用のLMDh車両ではないかと推測できる。
 アルピーヌは現在、旧規定にあたるLMP1規定の車両、それも2020年限りで撤退したレベリオンが使用していたモノを流用する形で特例的にWECのハイパーカークラスに参戦しているが、既に次世代LMP2車両をベースにしたLMDh車両の開発にゴーサインを出している。
 アルピーヌはシャシーメーカーとしてオレカを選択。そこにF1のパワーユニットも手がけるヴィリー・シャティヨンのファクトリーで開発したエンジンを搭載し、2024年から2台をLMHクラスへ投入すると明かしてきた。
 今季、WECのハイパーカークラスにはトヨタとプジョー、グリッケンハウスがLMH車両で参戦中。2023年からはフェラーリやバイコレスがそのリストに加わり、ポルシェもLMDh車両が投入する。さらにBMWやランボルギーニもLMDh車両を開発し、2024年から参戦することを表明。同じLMDh車両で参戦可能なIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)のGTPクラスでは、キャデラックやアキュラとも対峙することが可能だ。
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