次なる“大物2世”の日本上陸はあるのか? 元F1ドライバー、ヤルノ・トゥルーリの息子エンツォがトムスからSFライツテストに参加

 

 1月12日〜13日、トムスが富士スピードウェイでスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)のテストを実施した。トムスはその参加ドライバーのひとりが、元F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリの息子、エンツォ・トゥルーリであったことを明らかにした。
 トムスは2022年、小高一斗、野中誠太、平良響、古谷悠河の4台体制でSFライツに参戦した。同年のシリーズチャンピオンに輝いた小高はスーパーフォーミュラへのステップアップが決まった一方、平良と野中は2023年もトムスから引き続きSFライツに参戦することが決まっているが、残るシートに収まるドライバーについては未だ発表されていない。
 昨年12月の合同テストでは、TGR-DC育成ドライバーの小山美姫や、ロシア人ドライバーのヴラディスラフ・ロムコなど新顔を起用していたトムス。今回は富士で2日間のプライベートテストを実施したたものの、その参加ドライバーの全容は明かされていないが、エンツォ・トゥルーリが参加していたことがSNSにて発信された。
 
 彼の父であるヤルノ・トゥルーリは、1997年〜2011年の実に15シーズンに渡ってF1で活躍。グランプリウィナーでもあり(ルノー時代の2004年にモナコGPで優勝)、トヨタF1のドライバーとしても長く活躍したことで日本のファンにもお馴染みのドライバーだ。
 そんなヤルノを父に持つエンツォ・トゥルーリは、2005年生まれの17歳。カートを卒業して4輪カテゴリーにステップアップしてまだ2年であり、2021年のF4 …読み続ける

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