最速のペレス「レッドブルRB19のペースはいいが、ライバルとの位置関係はまだ分からない」F1バーレーンテスト3日目
2023年F1プレシーズンテスト3日目最終日、レッドブルのセルジオ・ペレスが終日走行し、全体のトップタイムをマークした。今週末の開幕戦バーレーンGPに向けて、ペレスとチームはポジティブな発言をしている。
マックス・フェルスタッペンは前日にテスト走行を終了、最終日はペレスが担当した。133周を走行したペレスは、3日間の最速タイム、1分30秒305(C4タイヤ)をマーク。このタイムは2022年F1バーレーンGP予選ポールポジションタイムよりも速いものだった。よりソフトなC5タイヤを履いたメルセデスのルイス・ハミルトンが2番手だったが、ペレスとのタイム差は0.359秒におよんだ。
「とても忙しい数日間だった。テスト期間がかなり短いので、最大限に活用することが重要だったんだ」とペレスは言う。
「全体的に見て、とてもうまくいったと思う。マシンについてよく理解することができた」
「バーレーンでテストをするのはとても難しい。走るたびにコースが変化し、ターマックがラフで、さまざまなコンディションに直面するんだ。でも、今日はやれる限りのことをやったと思う。セットアップとタイヤチョイスに関してしっかり分析した。大きな問題に見舞われることなく走行し、大量の周回をこなし、全体的に高い信頼性に恵まれた」
「ミルトン・キーンズのファクトリーで素晴らしい仕事をしてくれて、ペースの良いマシンを用意してもらった。ここからさらに改善を図ることができるだろう」
「テスト期間には、全体像は見えないので、ペースについて自分たちがどのあたりに位置するのかは、(バーレーンGPが行われる)来週にならないと分からない」
ヘッド・オブ・レースエンジニアリングのジャンピエロ・ランビアーゼは、ポジティブに一日を振り返った。
「今日も何かに妨げられることなく走行を続け、テスト最終日として非常にうまくいった」
「チェコはさまざまなテスト項目をこなしていき、(バーレーンGPの)予選と決勝に近いコンディションでマシンを試すことができた。彼がグランプリへの準備を整える上で、重要な機会だった」
「シーズンスタートが近づいてきた。ここで集めたデータを数日のうちに分析しなければならない。チームはとてもいい3日間を過ごした。だが改善できる余地は常にあるものだ。来週までにパフォーマンスをさらに向上させることに焦点を当てていく」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです