「当たってきたのはあっち」フェネストラズとキャシディ、フォーミュラE南ア戦で接触も見解食い違う

 

 南アフリカで初開催されたフォーミュラEシーズン9第5戦ケープタウンePrix。今季がフル参戦1年目のサッシャ・フェネストラズ(日産)は、決勝レースの最終ラップでニック・キャシディ(エンヴィジョン・レーシング)との接触によりクラッシュを喫した。フェネストラズはキャシディに非があると考える一方で、キャシディはフェネストラズのブレーキングを批判している。
 ケープタウンePrixの予選でマキシミリアン・ギュンターを下しキャリア初のポールポジションを獲得したフェネストラズだったが、32周の決勝レースでアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ポルシェ)とジャン-エリック・ベルニュ(DSペンスキー)らに先行を許した。
 最終盤にフェネストラズはキャシディを交わし表彰台圏内の3番手に浮上したものの、最終ラップでウォールにヒットし順位を下げた。結果、キャシディが3位表彰台を獲得した一方、フェネストラズは最下位となった。
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ハイライト動画|フォーミュラE2023ケープタウンePrix

 フェネストラズはこのアクシデントについて、キャシディのフロントウイングがフェネストラズのマシンのリヤに接触したことがクラッシュにつながったと説明している。
「僕らはレースで3位を争っていたし、彼はチャンピオンシップへ向けた戦い方をしていた」
 フェネストラズはmotorsport.comにそう語った。
「本当に残念だよ。一部の人たちは僕が勝手にウォールに突っ込んでしまったと思っているようだけど、(実際は)そんなことなかったんだ」
「彼はターン7で攻めてこなかったし、僕のリヤタイヤに彼のフロントウイングが少し並んでいたけど、サイド・バイ・サイドにはほど遠かったんだ」
「彼は僕に当たって、僕はそのままリヤのコントロールを失って、テックプロバリアにぶつかったんだ。大きな接触じゃなかったけど、リヤウィッシュボーンを壊すには十分な威力だった」
「良いポジションにつけていただけに残念だよ。キャシディのああいった動きは……残念だよ」

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