現F1タイヤサプライヤー、ピレリが2025年以降の供給への関心を表明「選考プロセスへの参加を検討する」
現在F1単一タイヤサプライヤーを務めるピレリは、現契約期間終了後の2025年以降も、F1へのタイヤ供給を行うことを前向きに考えているとして、サプライヤー入札プロセスへの関心を表明した。
ピレリの現契約は2024年末までとなっており、FIAは、新たに2025年から2027年までの3年間と2028年のオプションという契約期間でのタイヤサプライヤーの募集プロセスを開始した。今回の入札で契約を勝ち取ったサプライヤーは、現在のピレリ同様に、F1に加えて、FIA F2およびFIA F3選手権にもタイヤを供給することになる。
このFIAの動きを受けて、ピレリは、次のような声明を発表した。
「FIAは、トップシングルシーターの選手権、つまりFIA F1選手権、F2、F3に関し、2025年から2027年までの3年間(2028年のオプションあり)の次期入札プロセスへの参加要請を公表した。文書には、現在使用されているタイヤとほぼ同等の技術的特性と、サーキットから一般車への技術移転との関連性について概説され、特に持続可能性が強調されている」
「FIAが説明する枠組みは、ピレリのモータースポーツ戦略と密接に関連しており、このスポーツにおいて2011年以来、10年以上にわたってグローバル・タイヤパートナーを務めてきたピレリとして、大きな関心を抱いている。選考プロセスへの参加についてのピレリの最終的な決定は、当然のことながら、FIAの文書を精査した後に下される」
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