レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、MotoGP復帰戦でペナルティが科されることとなった。
　2023年シーズンのMotoGP開幕戦ポルトガルGPの決勝レースでマルケスは、レース序盤のターン3のブレーキングでロックアップ……先行するホルヘ・マルティン（プラマック）に接触した後、ミゲル・オリベイラ（RNF）に激突。マルケスとオリベイラは転倒し、リタイアを強いられた。
　接触でコース外に追いやられたマルティンはレースにとどまったものの、19周目にリタイアを選択。接触でつま先を骨折していた。
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　接触により、オリベイラは右足の打撲と診断され、マルケスは右手を骨折して3月27日（月）に手術を受けた。ふたりは怪我からの回復のため、1週間後の第2戦アルゼンチンGPの欠場が決定している。
　FIMスチュワードはこのインシデントに関し、マルケスに次戦アルゼンチンGPでのダブルロングラップペナルティを科したが、マルケスはこのラウンドに出場せず、スチュワードの公式文書にも明確な表現があったため、彼はこのペナルティを受ける必要がないと考えられていた。

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