アルファロメオからF1に参戦するフィンランド出身のバルテリ・ボッタスは、オーストラリアのアデレード・モータースポーツ・フェスティバル（AMF）の公式アンバサダーに就任した。
　彼は今年復活したこのAMFのオープニングアクトを務め、バサースト1000を制したホールデンのスーパーカーで、短縮版のアデレード市街地サーキットを走った。
　AMFの公式アンバサダーにはボッタスの他に、フェラーリなどでF1を走ったステファン・ヨハンソンや、スーパーカーの伝説的ドライバーであるクレイグ・ロウデス、現役スーパーカードライバーのトッド・ヘイゼルウッドやティム・スレイド、トーマス・ランドル、オーストラリアを代表するドライバーであるバーン・シュパンやデビッド・ブラバム、ニュージーランド人のヘイデン・パッドンやアンディ・ヒギンズ、スーパーカーチームオーナーのピーター・ザイブラーらが名を連ねている。
　AMFのイベントディレクターであるティム・ポッシンガムは、次のように語っている。
「このイベントは全ての人から、そして最も重要なこととしてモータースポーツのトップにいる人から、非常に多くのポジティブな反響が得られている」
「この（アンバサダーの）グループの全体的な考えとしては、イベントをサポートしてもらい、成長させるというもの。イベントを前進させるために彼らはアンバサダーとして活動する。だから、我々はこのグループを結成し、何年もかけて育てていくつもりなのだ」
　ボッタスのパートナーは、オーストラリアのオリンピック代表にも選出されるサイクリストのティファニー・クロムウェルで、特に南オーストラリアに繋がりを持っている。
　またボッタスは、オーストラリアでシーズンオフの休暇を過ごし、ヘアスタイルを襟足を伸ばして前髪とサイドを短くするマレット姿でプロモーション動画に登場して周囲を驚かせた。
　その後もボッタスは、オージーに愛されるこのヘアスタイルを維持。第3戦オーストラリアGPにはマレットと口ひげ姿で登場し、アデレードにもこの姿で現れた。
　またそれだけでなく、オーストラリアのジンやコーヒーとのコラボを発表するなど、ボッタスはオーストラリア文化を楽しんでいる。
 
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