F1、2026年からの新コンコルド協定締結に向け迅速な協議を目指す。リバティ・メディアもドメニカリCEOに同意
F1の商業権保有者であるリバティ・メディアは、次のコンコルド協定の締結について、各チームとFIAとの交渉を迅速に行いたい考えている。
各チームとF1をまとめ上げる、商業、財政、ガバナンスの条件を定める極めて重要な次の協定は、2022年から施行された現在の協定が終了する2026年初めから有効になる。前回のコンコルド協定は、関係者たちによって1年以上にもわたって交渉が行われるという非常に骨の折れるものであり、FIAが設定した期限の直前である2020年の夏に締結された。
最近のリバティ・メディアの投資家向けカンファレンスにおいて、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、新たな条項を調整するプロセスではあらゆるドラマが展開するだろうと確信していると述べた。
「我々は新たなコンコルド協定に署名したばかりで、いつものように非常に迅速に進めることを目指している」とドメニカリは語った。
「議題となっているもののバランスを取ることは、このエコシステムにとって非常に重要だと考えている。振り返ってみると、3チーム以上5チーム未満のチームが、チーム存続とグランプリ参戦を確実にするために、F1に融資を求めていた」
「今日、我々が行ってきたことを考えると、エコシステムは非常に健全で、財政的に持続可能なものになっており、我々のビジネスに価値をもたらしている。このことはすべてのチームが認めていることだ」
「そういうわけで適切なタイミングで、我々は話し合いの席に着くことになると思う。チームは我々が書いたことを理解するだろうし、そのために我々が正しい戦略だと考えていることが理解されるだろう」
「遅かれ早かれ話し合いは行われるだろうが、我々はまだ新たに署名したばかりだ。だから我々が導入した要素が正しいことを理解した上で、可能な限り最善の方法で準備する必要がある」
F1とFIAの最近の関係は良好なものではない。冬の間にF1とFIA会長モハメド・ビン・スライエムの間に起きた摩擦が影響を及ぼしているのだ。しかしリバティ・メディアのCEOを務めるグレッグ・マフェイは、ドメニカリのコメントに同意し、団結して2030年まで有効となる新たな協定を締結させることは、関係者すべての関心事だと主張している。
「ステファノと私はこの件(次のコンコルド協定)について、何を望み、いつ前に進むべきか話し合った」とマフェイは語った。
「これはチーム、我々、FIAの誰もが関心を抱いていることだ。我々がともに達成し、前進していることを世界に示してきた成功を確固たるものにするものだ」
「だから前回のように期限の最後までかかることになるとは考えていない」
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