2023年F1第5戦マイアミGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは12位でレースを終えた。

■ランス・ストロール（アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム）
決勝＝12位（57周／57周）

　タフなレースだった。18番手グリッドから上位入賞を目指すのは、やはり相当に難しいことを思い知らされた。クルマのフィーリングは良かったのに、他のクルマに囲まれた状態が続き、DRSトレインから抜け出せなかった。ハードタイヤで長いスティントを走ることを選択して、それはうまくマネージメントできたと思う。

　難しかったのは、次のミディアムのペースを最大限に活かすには、残り何周でピットに入るべきかの判断だった。ターン1でアレックス（アレクサンダー・アルボン）をオーバーテイクできたのは楽しかったけど、振り返って考えてみると、もう2〜3周早くピットインして10位を狙っても良かったのかもしれない。

　ともあれ、学ぶべきことのあった週末で、これから分析をして教訓を得るつもりだ。イモラでまたコースに出るのを楽しみにしている。