世は大ワークス時代のF1。でも「カスタマーだってまだまだやれる」とハース代表が自論!
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、2026年以降にパワーユニット(PU)サプライヤーが増加した後でも、カスタマーチームは成功できると考えている。
F1モナコGPを前に、ホンダとアストンマーチンは2026年からの提携を発表。絶賛成長中のチームがワークスパワーユニット(PU)を手に入れるということで、さらなる成功に向けての体勢を整えたという見方が広まった。
そして2026年には新たにアウディもPUサプライヤーとして、ザウバー(現アルファロメオ)と共にF1に参戦する。フォードと提携するレッドブルのPU部門も含めると、6社のPUメーカーがF1に参戦することになる。
その結果、2026年以降は現10チームの過半数以上がワークスPUを手にすることになる。PU供給を受けるカスタマーチームは少数派ということになるが、ハースのシュタイナー代表は今後もF1においてカスタマーチームは成功できると主張している。
「(ワークスチームになる)必要があるとは言わない。私が言いたいのは5年後、10年後にどうなっていたいかを考える必要があるということだ」
「現時点ではここに居る全員が、2026年に何が起こるかを考えすぎていると思う。誰もがワークスチームとなれるわけではないのだから、解決策があると思う」
「2026年には6つのPUメーカーが存在することになる。つまり4チームはカスタマーエンジンを使う必要がある。我々は、2026年のそのうちの1チームだろう」
「だが、我々はこの先のF1がどうなっていくかを、見ていく必要がある。こう言ってはネガティブに聞こえるかもしれないが、メーカーは参入し撤退してき、チームは残っていくからだ。我々はそういったことを考える必要がある」
「もしかすると、5年以内にワークスと一緒になれなくとも、チームは満足しているかもしれない。だから、今後どうなるか様子を見よう。だが今のところ、我々について言えば2026年に向けて準備ができている。カスタマーエンジンを確保しているし、それを最大限活用するだけだ」
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