150戦目のグランプリを迎えるマグヌッセン「まだF1で夢を生きていることに興奮している」僚友ヒュルケンベルグも祝福
今週末のF1第9戦カナダGPは、ケビン・マグヌッセン(ハース)にとって150回目のグランプリだ。マグヌッセンのF1キャリアは多くの浮き沈みがあり、ジェットコースターのようなものだった。
2014年、オーストラリアでの初グランプリでマグヌッセンは2位に入賞し、すべてが信じられないほど順調にスタートした。しかし素晴らしいデビューを飾ったものの、2015年にはマクラーレンのリザーブドライバーに降格された。彼は、F1キャリアは終わったと考え、2016年に向けてスポーツカーのシートを積極的に探した。
パストール・マルドナドがPDVSAベネズエラ国営石油会社のスポンサーシップを突如失うと、ルノーはマグヌッセンに2016年に向けたF1シートのオファーを出した。しかしマグヌッセンはルノーで期待外れの1シーズンを過ごすことになり、その後はハースへ移籍した。
4シーズンの間には新たな浮き沈みがあった。マグヌッセンは2020年末には十分にやったと意を決し、チップ・ガナッシ・レーシングのIMSAチームと、プジョーのWECプログラムの両方と契約した。しかし2021年、ロシアのスポンサーとロシア人ドライバーとの関係を続けられなくなったハースは、マグヌッセンをふたたびF1に呼び戻した。
「これほど長くF1にいられるのは素晴らしいことだ。小さい頃からいつかF1でレースをすると夢見ていた。これほど多くの出走数を達成し、長い年月をF1で過ごしている。このチャンスに心から感謝している。自分がまだF1にいて、夢を生きることができていることに興奮しているよ」とマグヌッセンは、150回目のグランプリの週末に語った。
マグヌッセンは、ハースとの現在の契約が終了しても、チームに留まりたいと希望している。
「僕は今、素晴らしい状態にある。最高の仲間がいる最高のチームにいて、トップ集団に近づいてレースをするチャンスもしばしばある。ハースでは多くのチャンスに恵まれたし、マネーグラム・ハースF1チームには素晴らしい未来があると思う。その一員となり、現在行われているハードワークと進歩の成果を見たいと強く願っている」
チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、150戦目を迎えるマグヌッセンを祝福した。
「この功績についてケビンにおめでとうと伝えたい! F1でこれだけ多くのレースをこなしたということは、長年にわたってクオリティを示しているということだ」
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