2023年F1第11戦イギリスGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2023年F1第11戦イギリスGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)だ。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
予選 10番手
変化していくコンディションに対応しなければならず、非常に難しい予選だった。とはいえ、あのようなコンディションになるとコース上はたいていとてもエキサイティングになるし、ドライブしていて楽しかったのは確かだ。
またQ3に進めたのはよかったとして、10番手より上にいけなかったのは残念だ。自分たちのパフォーマンスが足りない部分はわかっているし、チームとしてこのパッケージの改善点を見つけるために努力し続ける必要がある。
明日は全力を尽くす。ポジションを上げるにはレースのスタートが極めて重要になってくる。でもポイントを獲得できる自信はあるよ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 9番手
路面が乾いていくコンディションで非常に難しく、望んでいたような予選にはならなかった。明日は長いレースが控えているし、日曜日のペースは僕たちのマシンの長所だ。
またQ3まで進むことができたわけだけど、僕たちはまったく異なる状況のサーキットでマシンの理解を深めていく必要がある。明日も今日みたいに変わりやすい天気になるだろうから、集中力を保ち、レースのコンディションで何ができるか見極める必要がある。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
予選 8番手
ここまでは素晴らしい週末になっている。でもQ3を8番手で終えたというのに落胆しているのはおもしろい。僕たちは現実的になる必要があるけど、今のところは素晴らしい出来だ。
予選はスムーズに進んでいたけど、コースが乾いていくにつれてコーナリングスピードが上がり、路面もどんどんよくなっていった。タイヤのデグラデーション(性能劣化)がかなり大きくなって、フロントでもデグラデーションが起きていた。だから、いったん落ち着いてそれを理解する必要があったわけだけど、Q3に進んだ時点では、そうした複雑な要因が合わさって少し苦戦することになった。
週末の初めから僕たちは本当に調子がよくて、すぐにリズムに乗り、変化にもうまく対応してきた。非常にスムーズにスタートを切ることができた。今日は予想通りの結果になったと思う。でも週末の初めにここにいると言われたら、信じられなかっただろう。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 7番手
残念ながら今日は速さが足りなかった。コンディションはトリッキーではあったけど、タイヤをうまく使いこなすという楽しさもあった。もっと前のポジションに挑めるだけのポテンシャルを感じられるような瞬間もあったが、結果的には少し後ろに下がってしまった。
僕たちはレースペースよりも1ラップのペースで苦労する傾向にあるようだ。明日は何ができるか楽しみだよ。ポジションを上げることができれば素晴らしい。前のグループにプレッシャーをかけて、彼らとのバトルに持ち込めるといいね。
(予選後に『Sky Sports F1』に対して、マクラーレンの飛躍について語り)これは打撃ではなく、僕たちに対する警鐘だと思う。他のチームが僕たちを追い越していく。僕たちはもっと努力をする必要がある。マクラーレン(のパフォーマンス)に驚いてはいない。あのマシンを見ると、理にかなっていると思うからね。レッドブルと並べると、サイドがとてもよく似ている。それでうまく機能しているんだ。
僕にとってはこの予選の位置が最大限の結果だった。楽観的に考えてベストを尽くしていくつもりだが、現実的には、2台のフェラーリの前に出るのは簡単ではない。さらにその前にはマクラーレンも2台いるんだ。タフなレースになりそうだね。
マクラーレンは長い間苦労していたから、上位に戻って来ることができて良かったと思う。素晴らしいことだ。上位争いにまた1チーム加わった。これこそ皆がF1で見たいと思っていることだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手
エキサイティングなセッションだった。こういうコンディションで走るのは本当に楽しい。こういうとき、僕はいつもいい仕事をして、必要なタイミングでいいタイムを出せる自信を持っているんだ。
ストレスを感じることもあったけれど、Q1でもQ2でもペースには満足していた。Q3での最後のラップも良かった。でも、あとほんの少し速ければ、2つほどポジションを上げることができたかと思うと悔しい。
そうならなかったのは少し残念だが、明日に向けてはまずまずの位置にいる。チームは一晩でマシンを良くしてくれたし、このグランプリでどんなことができるのか楽しみだ。僕たちの場合、1ラップのペースよりもレースペースに強みがあると思うので、ポジションを上げていける自信はあるよ。
今日もファンのエネルギーは素晴らしかった。スタンドからの応援はしっかり伝わっているし、チームと僕たちドライバーに対するサポートは信じられないほどだ。特別な週末なので、明日はいい仕事をして表彰台を争いたい。
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