サム・バード、チームからの”優勝指令”は完遂できずも3位に安堵「最近は平凡なドライバーだったから……」

 

 フォーミュラE第14戦ローマePrixを3位で終えたサム・バード(ジャガー)は、チームからの”指令”に応えて優勝を手にするためにあらゆるリスクを冒す必要があったものの、最終的にその価値はないと判断したという。
 ダブルヘッダーの1戦目となった第13戦でスピンし、多重クラッシュの引き金となってしまったバード。マシンは完全に大破してしまったが、チームは徹夜でマシンを作り直した。
 そうして迎えた第14戦。グループ予選を突破したバードは、1対1のアタック対決で上位グリッドを決めるデュエルズでチームメイトのミッチ・エバンスとマッチアップした。
 タイトル争いを演じるエバンスを援護するため、バードはチームオーダーに従いラップ終盤にペースを落としたことでエバンスが勝ち上がり。結果的にバードは、エバンスの後ろ5番手から決勝レースに臨んだ。
 決勝レースでは、エバンスの”後方援護”を担うはずだったバードだが、早々にエバンスがクラッシュでリタイア。これによってバードの任務は、首位を走るジェイク・デニス(アンドレッティ)を攻略し、デニスの獲得ポイントを削り取ることに切り替わった。 …読み続ける

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