ハースF1、ヒュルケンベルグとの契約を延長へ。2024年シーズンはマグヌッセンとのコンビを継続か
ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーによると、ニコ・ヒュルケンベルグは2024年シーズンもハースとともにF1グリッドに残ることになるという。
ヒュルケンベルグは、昨シーズンの終わりにミック・シューマッハーの後任としてハースに起用され、ケビン・マグヌッセンのチームメイトとなった。ヒュルケンベルグは、2020年と2022年にレーシングポイント/アストンマーティンでレギュラードライバーたちの代役を何度か務めたことはあったが、2019年のルノーでの最終シーズン以降はF1でフルタイムのレースをしていなかった。
しかし35歳のヒュルケンベルグは、今シーズンに好調なパフォーマンスを発揮している。予選ではしばしばマグヌッセンを上回っており、シーズン前半にQ3進出を5回果たした。残念ながら、ハースが慢性的なタイヤデグラデーションの問題を抱えているために、予選でのヒュルケンベルグの強力なパフォーマンスは、レースでは台無しになることが多かった。
とはいえヒュルケンベルグは、コンストラクターズランキングではハースの11ポイントのうち9ポイントを獲得して貢献していることから、シュタイナーは彼のチームとの1年契約を延長することを決めた。
「(新契約は)まもなく締結されるだろう」とシュタイナーは『sport.de』に語った。
「ジーン・ハースがベルギーとハンガリーのレースにやってくる」
「我々はすでに契約について話し合いをしてきたが、電話やビデオよりも、直接会って話す方がいいだろう。新しい契約が結ばれるのはそれほど先の話ではない」
「契約は進められている。発表できるようにできるだけ早く締結したい。我々はニコにとても満足しているからだ」
シュタイナーは、フルタイムのレースから長く離れていたヒュルケンベルグが、最初からパフォーマンスを発揮する能力を見せたことに驚かされたことを認めた。
「彼がすぐにこれほど良い状態になるとは予想していなかった。彼は3年の間、フルタイムのドライバーではなかったが、ここへ来てすぐにうまくやっていた」
「優れていることはわかっていたが、すぐさまこれほどいい状態になるとは思っていなかった」
「彼はチームで全員と良好な関係を築いている。ドライバーとしては、求めていることを説明するのがうまい。彼のパフォーマンスの出し方とレースのやり方を見るのはいいものだ」
ハースはまた、マグヌッセンも残留させることになりそうだ。そのため2024年のドライバーラインアップは変わらない。シュタイナーは先月カナダで、「ドライバー市場の点では、我々は今の自分たちの状況に非常に満足していると思う」と語った。
「もちろん、できるだけ早く我々のドライバーたちを発表したいと考えている。昨年のように次のレースで発表すると言い続けて時間をかけるのはつまらないからね!」
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