ペレスに関するサラリーカットの噂をレッドブルF1首脳が否定「契約条件は厳密に整えられている」
レッドブル・レーシングがセルジオ・ペレスの報酬を減額する可能性があると、最近オランダメディアが報じたが、これをレッドブルF1のモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは否定した。
シーズン最初の5戦は、ポールポジションを2回、優勝を2回獲得し、好調だったペレスだが、その後、予選での不調が続き、結果的に決勝でも好成績を挙げることが困難になってきた。マックス・フェルスタッペンは直近の8戦ですべて勝利を獲得しており、ふたりのポイント差は125点に開いてしまった。
オランダの『De Telegraaf』紙は、契約上、8月の時点でフェルスタッペンに125ポイント以上離されていた場合、レッドブルはペレスの報酬額を見直すことが可能であると伝えた。しかしマルコはこの報道を否定した。
「この話がどこから出てきたのか分からない。何の根拠もないところから作られた話だ」とマルコは『F1 Insider』に対して語った。
「契約は厳密に整えられている。サラリーカットは行われない」
「マックスはひとりだけ別のレベルで走っている。したがって、ペレスに影響を与える措置を考えなければならない理由はない。彼はレッドブルと2024年も契約を結んでいる」
ペレスが現契約期間を1年短縮されて、今季末で放出されるのではないかという推測も持ち上がっているが、マルコもレッドブルF1チーム代表クリスチャン・ホーナーも、それを否定し続けている。
「チェコはチームの皆にとても人気がある。2021年に彼がしてくれたことを忘れるべきではない。そして昨年はコンストラクターズタイトル獲得に貢献してくれた」とホーナーは言う。
「彼は今、ドライバーズランキングで2位に位置している。今年、マックス以外で優勝したのは彼だけであり、ここまで2勝を挙げているのだ」
「我々の絶対的な最大の目標は、土曜日にチェコに最大限の力を発揮させることだ。彼は必ずそれができるようになるだろう。チェコを軽視する者は誰もいない」
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