クアルタラロ、サヴァドーリとの接触への裁定に納得できず「あれはペナルティに値しない」
MotoGP第10戦オーストリアGPのスプリントレースでロングラップペナルティを科されたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、ロレンソ・サヴァドーリ(アプリリア)との接触はペナルティを科されるほどのものではなかったと主張した。 クアルタラロはオーストリアGPのスプリントレースで、1周目ターン1ででホルヘ・マルティン(プラマック)に接触され、コースオフ。ポジションを大きくダウンし、20番手から追い上げのレースを強いられることになった。なおこのマルティンとクアルタラロの接触に端を発し、レースは混乱。複数台のマシンが転倒を喫することになった。この件については、マルティンに決勝レースでのロングラップペナルティが科された。 最終的に15位となったクアルタラロだが、6周目にサヴァドーリ(アプリリア)を追い抜こうとした際に接触があり、ロングラップペナルティを科された。ただクアルタラロは、この接触についてペナルティを科される程ではなかったと反発している。「状況を確認する前は、ロングラップペナルティも仕方ないかもと感じていた」とクアルタラロは言う。「だけどその場面を確認すると、僕はペナルティには値しないと思った。ただ、それを論じるのは僕の仕事じゃない。僕の仕事は100%のライディングをすることだ」「オーバーテイクするのに苦労している時には、どうにかその手段を見つける必要があって、そういう時には(接触も)起こりうるんだ」「確かに僕は最初から最後まで限界ギリギリだった。こういうことは起こりうることではあるけど、少なくとも僕らは良いペースがあったんだ」 …読み続ける
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