ラッセル、1回ストップに後悔なし。無線で示したハミルトンへの苛立ちは「興奮していた時の発言」/F1日本GP
2023年F1日本GP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは7位を獲得した。
ラッセルは8番グリッドから1回ストップで走り、一時3番手に浮上したが、タイヤがフレッシュな後続車に次々抜かれていった。終盤は、チームメイトのルイス・ハミルトンを前に出し、彼のDRSの助けを得たものの、それでもカルロス・サインツ(フェラーリ)に抵抗できず、7位という結果になった。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=7位(53周/53周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
今日のレースからポジティブな要素に目を向けたいと思う。1回ストップ戦略は、最初は最適なものには思えなかったが、実際やってみると、予想よりはうまくいった。とはいえ、結局のところ、今週末の僕たちは、前のライバルたちにチャレンジできるようなペースがなかった。僕としては、他とは異なることを試してよかったと思っている。最終的なリザルトは、僕たちのスピードを正しく表す位置だ。今日はできる限りの最大限のことを達成したと思う。
今日は、ハードでありながらフェアなバトルがたくさんあった。序盤については、自分のペースがいいと思ったから、ポジションを上げようとした。終盤については、プッシュし続けたものの、最終的には何をしても結果は変わらなかったと思う。
モータースポーツはこういうものだ。僕たちにとって鈴鹿の週末はチャレンジングなものだった。その理由を理解し、次のカタールにはより強くなって戻って来ることを目指すよ。
(ハミルトンに押し出された際や、ハミルトンを前に出すよう指示された時などに、無線で不満を示したことについて語り)序盤にオーバーテイクし、ストレートで抜き返されたことは腹立たしかった。でも、彼にはそのラインに入る権利があったから、あれはレースの一環だ。
興奮している最中の無線メッセージから深い意味を読み取ろうとするのは簡単だけど、僕たちはミーティングにおいて、プレッシャーや高温のコンディションから離れて、いつもどおりこの問題について話をする。整理すべきことは、そこで整理する。マシンに乗って、全力を尽くして走り、戦略をうまく機能させようとしているときには、無線がフラストレーションを発散するツールになるものだ。
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