5月27日からMotoGP第8戦イタリアGPが開幕する。全21戦と史上最長のシーズンとなっている2022年の戦いも、既に中盤戦だ。
　前戦フランスGPでは、グレシーニのエネア・バスティアニーニが3勝目をマーク。ポイントランキングでは首位のファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）に2番手のアレイシ・エスパルガロ（アプリリア）が肉薄し、バスティアニーニもわずか8ポイント差に迫っている。
　第8戦イタリアGPの舞台となるのはムジェロ・サーキット。多くのイタリア人ライダー、そしてドゥカティにとっては母国グランプリとなる。
　フランスGPでは転倒リタイアに終わったものの、ドゥカティファクトリーチームのフランチェスコ・バニャイヤや、ジャック・ミラー、そしてバスティアニーニとドゥカティ勢が非常に強さを発揮していた。彼らが母国戦でもかわらず競争力を発揮してくるかどうか、注目だ。
　またイタリアGPでは2021年限りでMotoGPを引退したレジェンド、バレンティーノ・ロッシの愛用したゼッケンナンバー「46」が永久欠番となるセレモニーも行なわれる予定だ。
　なおMotoGPイタリアGPが行なわれる週末は、F1モナコGPとインディ500、さらに日本国内ではスーパーGTの鈴鹿戦も行なわれる。各カテゴリを視聴する際には、体調に気をつける必要がありそうだ。
 
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