現在ロードレース世界選手権Moto2クラスに参戦中のペドロ・アコスタが、トレーニング中に大腿骨を骨折し手術が必要となり、オランダGPを欠場することが分かった。
　2021年にルーキーながら驚異的な速さを示し、チャンピオンに輝いたアコスタ。今シーズンはMoto2クラスに昇格し、序盤戦こそ苦戦していたがイタリアGPで初優勝を達成し、直近のドイツGPでも2位に入るなど、昨年見せた速さをMoto2クラスでも示しつつあった。
　しかしドイツGP終了後の21日（火）、アコスタはモトクロスでのトレーニング中に転倒し、左足大腿骨を骨折する怪我を負ってしまったことが明らかとなった。
　エル・ペリオディコ紙によると、アコスタの大腿骨の骨折自体は複雑なものではなく、手術からのスピーディーな回復を楽観視しているという。
　なおこの怪我により、アコスタは今週末予定されている前半戦最後のレース、第11戦オランダGPを欠場することになる。復帰戦はサマーブレイク明けのイギリスGPとなるだろう。
　10戦を終えて、アコスタはランキング首位のセレスティーノ・ビエッティから58ポイント差。調子を上げてきていたところに水をさす骨折となってしまった。
 
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