アストンマーティンF1がドライバー育成プログラムを開始。新F2王者ドルゴヴィッチが加入、リザーブドライバーに就任
FIA F2チャンピオンのフェリペ・ドルゴヴィッチは、アストンマーティンF1のドライバー育成プログラムの最初のメンバーとなり、また、チームのリザーブドライバーに就任した。
ドルゴヴィッチはモンツァで行われたF2第13戦レース1で今年のF2チャンピオンに輝いたが、彼のタイトル獲得を受けて、アストンマーティンとのF1に関する繋がりについて憶測が飛び交った。彼らの提携関係は、アストンマーティンのドライバー育成プログラムの開始とともに、ローレンス・ストロール率いるF1チームによって正式発表された。
「アストンマーティンF1ドライバー育成プログラムの発足を大変誇りに思っている。私は若い才能に報いることの意義を深く信じているし、これは次世代のレーシングドライバーの育成を支援する素晴らしい方法だ」とストロールはコメントした。
「我々は今年のF2におけるフェリペの成功への道のりを見守り、称賛してきた。我々は彼がキャリアにおいて次のステップに進むのに必要なスキルと経験のすべてを提供することを目指している」
「機が熟して彼がF1ドライバーとなり、エマーソン・フィッティパルディやアイルトン・セナといったブラジル出身の偉大なレーシングドライバーの仲間入りをしたら、それは究極の証明となるだろう」
ドルゴヴィッチは、ランス・ストロールの代わりにアブダビGPでアストンマーティンのFP1を担当するほか、11月下旬にヤス・マリーナで行われるF1の若手ドライバーテストにも参加する予定だ。
2022年F2チャンピオンとなったブラジル出身で22歳のドルゴヴィッチと、アストンマーティンとの契約は、彼にとって素晴らしいシーズンの締めくくりとなった。
「アストンマーティンF1ドライバー育成プログラムの一員になることは、僕にとって最高のチャンスであり、非常に楽しく成功した2022年シーズンをさらに素晴らしいものにした」とドルゴヴィッチは語った。
「F2で優勝することは、F1でのキャリアをスタートさせる最良の出発点だと長く考えられてきた。そしてアストンマーティンF1での自分の役割を考えている。ここでは重要な次のステップに進むためにすべての手段が与えられる」
「僕にとって、2023年は学びの年になるだろう。F1チームと一緒に仕事をすることになるが、僕の一番の目標はドライバーとして学び、成長することだ」
「そうすることで、将来F1でレースをするチャンスが与えられることを願っている」
アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは、次にように述べた。
「フェリペは今年のFIA F2チャンピオンシップを制するにあたって素晴らしい才能、決意、一貫性を見せてくれた。5月のバルセロナでの彼の素晴らしいスプリントとフィーチャーレースを特によく覚えているが、非常に印象的だった」
「我々のドライバー育成プログラムのメンバーとして彼が参加してくれることを大変うれしく思っているし、今年11月のアブダビで、チームの一員として彼を迎えることを楽しみにしている」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです