史上最多タイのF1チャンピオン獲得記録を持つルイス・ハミルトン（メルセデス）が、2024年以降もF1ドライバーとして走り続けることを示唆した。
　ハミルトンは現在37歳とグリッド上でも年長のドライバーのひとりとなっている。しかし、少なくとも2023年シーズンまではF1に留まることが決定済みだ。
　これまでハミルトンは、2024年以降も現役を続けるかどうかは、不透明な部分が多かった。しかしシンガポールGPでトト・ウルフ代表がハミルトンとの契約延長に疑いは無いと語り、本人も”あと5年”は戦えると示唆していたことを明かすなど、将来に関する発言が飛び出すようになった。
　そして第18戦日本GPでハミルトンは自身の将来に関して言及し、もう5年続けられるとは言えないものの、気分良くレースを楽しんでいると語り、まだまだモチベーションに溢れていることを印象付けた。
「僕はこの自分のやっていることが大好きなんだ」と、ハミルトンは言う。
「僕らにはやるべきことがたくさんあるし、まだ達成すべきこともたくさんある。僕もすぐに去るつもりは無いよ」
　ハミルトンはメルセデスでF1に参戦する残りの期間だけではなく、キャリアを終えた後もメルセデスと繋がりを保ち、同社およびモータースポーツ業界の多様性や包括性の向上に務めたいという意思も明確に示している。
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