F1アメリカGPを開催するCOTA、レジェンドのマリオ・アンドレッティに敬意を評し最終コーナーの名前を変更
今週末のF1第19戦アメリカGPの会場である、オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)は、1978年のF1世界チャンピオンであるマリオ・アンドレッティに敬意を表し、モータースポーツのレジェンドにちなんで最終コーナー名を変更した。
COTAのタイトな左コーナーであるターン20は、12回のグランプリ優勝経験者であり、F1世界タイトルを獲得した最後のアメリカ人であるアンドレッティにちなんで、『The Andretti』と名付けられた。木曜日には82歳のアンドレッティも出席して、コースで正式な命名式が行われる。
2012年10月のサーキット・オブ・ジ・アメリカズの落成前に、アンドレッティはコースの設計に深く関わっていた。投資家のボビー・エプスタインとレッド・マコームスのふたりが構想したCOTAは、アメリカで初めて建設されたグランプリ専用施設だった。この5.514kmのコースはファンと競技者双方にとって最も人気のF1会場のひとつとなり、昨年は40万人の観客が来場した。
そして今年のレースのチケット売上状況は、さらに多くのファンが活気に満ちたオースティンに集結することを示している。主催者は需要に対応するために、追加のグランドスタンドを設営した。
アンドレッティは、マクラーレンのザク・ブラウンの厚意で、当初はCOTAのコースで現代のF1マシンのデモランを数周行う予定だった。しかしアメリカのヒーローであるアンドレッティの「やりたいことリスト」にある走行は、実際には先週末にラグナ・セカで実現した。そこでアンドレッティは、2013年のマクラーレン・メルセデスMP4-28を爆音とともに走らせたのだ。
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