フェラーリ、“シーソーのように揺れる”リヤウイングのテストを中止「ポールは難しい」とルクレール/F1第1戦金曜
2023年F1バーレーンGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=5番手/2=4番手、カルロス・サインツはフリー走行1=20番手/2=14番手だった。
フェラーリはFP1でルクレール車を使って、プロトタイプのシングルパイロン・リヤウイングをテスト。しかし高速走行中にウイングが激しく振動、ルクレールは無線で「シーソーみたいだ!」と報告した。その後、フェラーリはルクレール車のウイングをサインツと同様のダブルパイロン仕様に戻した。
このウイングについて、チーム代表フレデリック・バスールは「先週(のテスト期間中に)試せなかったテストアイテムだ」と説明した。
「今朝、テストしたかったのだが、あまりポジティブな状態ではなかった。今週末はレースでこれを使うことはない。だがじきにこのコンセプトを復活させるつもりだ」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=5番手(1分34秒257:ミディアムタイヤ/17周)/2=4番手(1分31秒367:ソフトタイヤ/26周)
フリープラクティス初日はまずまずだった。多くの周回を重ね、マシンがどんどん快適な感じになっていった点はポジティブだ。皆それぞれ全く違うプランで走行していたようなので、自分たちの立ち位置を予測するのはまだ難しい。僕たちは自分自身に集中し、正しい方向にプッシュし続けていくよ。
(走行後のインタビューで語り)テストの時にはたくさんの項目を試していたために、マシンの走らせ方に一貫性を保てなかった。そのため、マシンを自分の好みに合うように持っていく時間がなかったんだ。今日その作業をして、とてもうまくいったと思う。
一方で、思っていたとおり、レッドブルはその他のチームを大きく離してトップに立っているようだ。
僕たちにポールを獲得できるパフォーマンスがあるとは思っていない。でも戦いに加わることはできるだろう。苦戦するレースでは、あらゆるチャンスをつかまなければならないので、今週末それを目指していくよ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=20番手(1分36秒072:ミディアムタイヤ/21周)/2=14番手(1分31秒956:ソフトタイヤ/28周)
当初の予想よりもトリッキーな金曜日だった。バランスが変わってしまったので、セッションを通じてマシンを変更しながら、マイナスとなっている主な限界を修正しようとした。でもまだ金曜日だし、僕は自信を持っている。今夜すべてを分析し、明日に向けて前進していく。
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