ついに来たぞ、ランボルギーニの新V12! 1015馬力のPHEV『レヴエルト』登場。ブランドの新時代到来を注げる一台に

 

 ランボルギーニは日本時間3月30日(木)、新たなフラッグシップ・スーパーカー『Revuelto(レヴエルト)』を公開した。
 彼らがフラッグシップモデルを刷新することは、そうそうあることではない。先代に当たる『アヴェンタドール』が2011年2月28日に登場してから12年余りの時を経て、いよいよその後継モデルが登場した訳だから、”モーターヘッズ”にとって3月30日は記念日だ。
 ランボルギーニのV12搭載モデルは『350GT』から、『ミウラ』『カウンタック』『ディアブロ』『ムルシエラゴ』、そしてアヴェンタドールとどれも欠かすことはできない名車の系譜が続いてきた。V12血統を受け継ぐ後継モデルであり、ランボルギーニがハイパフォーマンス・モータリングの”近未来”と称する2024年レヴエルトをご覧に入れよう……この新型モデルには電動モーターや多数のドライブモードなど様々な最新技術が盛り込まれているが、何も恐れることはない。ブッ飛んだランボルギーニのV12は健在だ。
関連動画:

ランボルギーニの新型V12『レヴエルト』を動画でチェック!

 スペイン語で「かき混ぜる」「荒い」といった意味を持つレヴエルト(スクランブルエッグの別称でもあるが……)。パワートレインやシャシー、インテリアに関しては、コードネーム”LB744”として既に予告で公開されている。
 レヴエルトの心臓部には6.5リッターV型12気筒エンジンが鎮座し、フロントにふたつ、リヤにひとつ搭載された計3つの電動モーターを組み合わせることでパワートレイン全体で最大出力746kW(1015ps)を発生させる。13のドライブモードの中にはEVモードも搭載され、出力が132kW(180ps)に制限されるものの、フル充電で10km走行が可能だ。
 ランボルギーニはレヴエルトで全く新しいモノコックシャシーを採用し、フロント構造をフルカーボン製とするのは今回が初だという。
 パフォーマンスの面では、レヴエルトは100km/hにわずか2.5秒で到達。0-200km/h加速は7秒未満となっている。最高時速は約350km/hだ。
 ここまでがワールドプレミア以前に予告されていたモノ。これらの詳細は後述するとして、まずはこれまで明かされていなかった部分、ボディーワークを見てみよう。
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