デ・フリース、“愚かなミス”でリタイア。壁に接触しトラックロッドが破損「自分にがっかり」アルファタウリ/F1第4戦
2023年F1アゼルバイジャンGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは、ウォールに接触した後、リタイアした。
金曜予選でクラッシュしたデ・フリースは、日曜決勝を、ピットレーンスタートの2台を除く最後尾18番グリッドからスタート。多数のドライバーたちがタイヤ交換に入ったことで、12番手まで上がった後、ターン5でウォールに接触し、次のコーナーでマシンをとめた。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、デ・フリースのリタイアについて次のように説明した。
「ニックにはオフセット・ストラテジーを採り、序盤はうまくいっていた。ハードタイヤでスタートさせて、集団を抜け出すチャンスをつかもうとしたのだ。だが残念ながら彼はターン5のイン側(の壁)に接触し、左フロントのトラックロッドが壊れ、コース上でストップしなければならなかった」
■ニック・デ・フリース(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=リタイア(9周/51周)
18番グリッド/タイヤ:ハード
今日のアクシデントは完全に僕のミスが原因だ。とても愚かな、不必要なミスであり、責任は僕にある。自分自身にがっかりしている。でもこれが現実だ。
今週末はポジティブな点がいくつかあったので、そこに目を向けていく。来週またレースができるのがうれしい。今週末のことはできるだけ早く忘れてしまいたい。
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