アルファロメオF1は第12戦ハンガリーGP予選で好調な結果を示したが、これはドライバーからしても予想外の結果だったようだ。　予選でアルファロメオはバルテリ・ボッタスと周冠宇のふたりがQ3まで進出。Q3ではフェラーリのシャルル・ルクレールを超える5番手を周が獲得し、ボッタスも7番手を確保した。　アルファロメオはイギリスGPでフロア周りにアップデートパッケージを投入したが、その際の予選では両ドライバーがQ1で敗退に終わっていた。ボッタスはハンガリーGPではマシンの競争力が高まることを期待していたとは言うが、ここまでの躍進を果たせるとは思っていなかったと語った。「マシンのフィーリングから言って、今週末はシルバーストンよりも良くなるはずだと話していたんだ」「でも、それよりも遥かに良い。ここまでは予想していなかった」「新しいパッケージとセットアップについては僕らも学ぶべきことがあると思うし、車高も最適化されていない。でも今日の速さには驚かされたよ」「このコースでは良い特性が引き出されていると思う。通常だとストレートで僕らはちょっとドラッギー（空気抵抗が多い）んだけど、ここは長いストレートが1本だからね。だからラップタイムのロスも少なくなる。ツイスティな部分では速くなっている」「クリーンな週末を過ごせているし、適切なセットアップの方向を見つけられていて、全てが正しい方向に進んでいる。コンマ数秒の差でQ3へ進めるか、進めないか、そういうのが大事なんだ。とても堅実な1日だったと思う」 …読み続ける