ストロール、テニス選手への転向の噂を笑い飛ばす「僕はレースのことを考えている。レースを続けたい」
F1におけるとんでもないキャリア変更のうわさの歴史のなかで、ランス・ストロール(アストンマーティン)が今シーズン終了後にプロテニス・トーナメントへの転向を考えているという記事が出ており、笑いを誘っている。
今シーズンのストロールのパフォーマンス不振から生まれた突飛なうわさが先週インターネットを駆け巡ったが、彼自身も不振の現実を否定しようとはしなかった。この数シーズンにわたりストロールのF1キャリアは低迷しており、注目すべきパフォーマンスはごくまれにしか見られなかった。そしてフェルナンド・アロンソが側にいるものの、24歳のストロールの状況は今年も改善されていない。
アロンソはアストンマーティンAMR23でシーズン前半に驚異的な成績を収めたが、ストロールは開幕前に自転車事故に遭ったことで2023年シーズンの難しいスタートを切り、アロンソのパフォーマンスに近づくのに苦戦してきた。
最近浮上した突飛な憶測について質問されたストロールは、テニス・トーナメントへの転向を検討するというばかげた提案に大笑いして取り合わなかった。
「テニス! テニスの話も聞いたよ」とストロールは先週末にザントフォールトで語った。
「ツアーに出るのなら、僕はバックハンドの練習をもう少しした方がいいだろうね。僕はまだそのレベルには達していないと思う」
「自分はかなりうまいと思いたいけれど、(ノバク・)ジョコビッチや(カルロス・)アルカラスと対戦する準備ができているとは思わないよ」
ストロールは、このおかしな憶測の出どころに確信はなかったが、『Sky F1』の解説者のデイビッド・クロフトが犯人である可能性があるとほのめかした。
「クロフティか誰かがその話を思いついたんじゃないかな。8月の初めに、彼はソファでビールを飲みながら、僕のテニスの試合のことを考えていた。わからないけれどね!」
「彼に聞いてみなきゃ。奇妙な話だ。彼がどこからそんなことを思いついたのかわからないよ。とても創造的だ。でもキャリアとしてテニスをやることは、あまり考えたことがなかった」
ストロールがF1以外の人生を深く考える日はどこかの時点で来るだろうが、彼は今のところは次のレースに集中していると述べている。
「僕たち全員が目を覚まして決心を固めている。グリッドにいるすべてのドライバーがそうだろうと思うが、僕は明日のレースのことを考えている。レースを続けたい。それこそ僕が大好きなことなんだ」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです