アルファロメオF1との契約延長に「間違いなく近づいている」と周冠宇。資金不足に関する憶測も否定
周冠宇は、アルファロメオF1チームと2024年のシートについていまだ交渉中だが、新契約締結は間近に迫っていると考えている。
周は2022年にアルファロメオからF1に昇格して以来素晴らしい仕事をしてきた。しかし最近、過去2シーズンにわたってチームを潤してきた周の主要スポンサーパッケージが、2024年に大幅に減額されるといううわさが浮上している。
夏の初めに、アルファロメオF1チームの代表を務めるアレッサンドロ・アルンニ・ブラービは、すべての関係者の最善の利益となるため現在のドライバーラインアップを維持したいと述べていた。しかし周の資金が減少すれば、アルファロメオは他のドライバーと交渉する可能性がある。周の後任候補としては、アストンマーティンのリザーブドライバーを務めているフェリペ・ドルゴヴィッチや、ザウバーのジュニアドライバーのテオ・プルシェール、メルセデスのリザーブドライバーのミック・シューマッハーの名前が上がっている。シューマッハーの名前は、将来のチームオーナーであるアウディにとっては魅力があるかもしれない。
しかし周は、アルファロメオF1との新たな複数年契約がまもなく結ばれると確信している。
「予想していたよりは少し遅れている。でもそれは僕がアルファロメオと最終的な詳細を詰めようとしているからだと思う」
「『なぜサインしないのか?』ということについては、僕は答えを持ち合わせていない。でも僕たちがさらに細かいことまで話し合っていて、締結に近づいているのは間違いない。このチームとともに、また何年も過ごすことができるのはうれしいことだ。チームが向かっている未来は明るい」
周はまた、2024年の資金不足に関する憶測についても言及した。
「僕には個人スポンサーがいるし、うわさについては知らないが、その面で不足があるとは感じていない」
「すべてはチーム次第のF1での最初の契約とは違う。2回目の契約はもっと細部に踏み込むものだ」
「心配することは何もない。僕がコースで見せたものが、このパドックに留まるのに値しないとは思わない」
周は、来シーズンのアルファロメオのシートを確保するのが彼の最優先事項であり、他のチームとの話し合いは行っていないと語った。
「現時点ではアルファロメオが優先事項だ。空いているシートはあまりない。今いる場所に留まりたいと強く願っている」
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