ラッセル、ソフトタイヤで苦しむも後悔はなし。データを集めたメルセデスが決勝で逆襲する?

 

 メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1カタールGPのスプリントをソフトタイヤでスタート。一時首位を走ったが、デグラデーション(性能劣化)に苦しみ4位まで後退した。しかしラッセルは、このタイヤ選択に後悔はないという。 4番グリッドからスタートしたラッセルは、ミディアムタイヤのランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抜いて2番手に浮上。さらにセーフティカー明けのリスタートでは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)をも交わしてトップに浮上した。 しかし19周のレース折り返しとなる頃には、ミディアムタイヤ勢とペースが逆転。11周目にピアストリがトップを取り返すと、ラッセルはその後も苦しいレースを強いられ4位でフィニッシュすることになった。 途中ラッセルは、ピットでタイヤを交換するよう要請する場面もあったが、レース後この作戦に後悔はないと主張した。 タイヤ選択について『Autosport』から質問された彼は、「賭けやギャンブルのような気持ちで臨んだわけではない」と答えた。「僕たちはそのタイヤをプラクティスでは使わなかった。ミディアムに近いタイヤだと考えていたんだ」「明日(決勝)に向けてデータを収集する必要があると思ったんだ。もしミディアムでスタートしていても、同じ順位でフィニッシュしていたと思う」「1コーナーに向けて、ソフトタイヤで7メートルくらいゲインできることは分かっていた。でもホイールスピンをすると簡単に転げ落ちてしまう。前のレースでもそうだった。スタートが本当に悪かった」「だからアドバンテージを得ようとしたんだ。でもタイヤがこれほど劣化したスプリントレースはこれまでなかった」「これまで10戦か12戦スプリントを戦ってきたけど、これまで得た情報をすべて駆使しても、こんなレースは初めてだった。だから愚かな決断ではなかったし、ギャンブルでもなかった。ただうまくいかなかっただけだ」 …読み続ける

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