F1アメリカGP決勝リザルト見直しに関する公聴会が一部延期に。ハース提出の証拠の審査が終了せず
ハースF1チームが、2023年F1第19戦アメリカGP決勝でのトラックリミット違反への裁定と決勝リザルトに関して、再審査請求の権利の請願を行ったため、スチュワードは11月8日、ヒアリングを開始したが、当初の予定とは異なり、調査プロセスを翌日まで延期することを決めた。
ハースが3日、アメリカGPのドキュメント59(ターン6でのウイリアムズのアレクサンダー・アルボンのトラックリミット違反の疑いについて審査した結果、証拠不十分でペナルティを科さないと決定)と、ドキュメント66(決勝最終リザルト)に関して、再審査請求の権利の請願を行ったと、FIAは6日に発表した。8日のヒアリングには、ハース、ウイリアムズに加え、レッドブルとアストンマーティンの代表者も招集された。
スチュワードが再審査を行うための条件は、ハースがその時点で利用できなかった重要かつ関連性がある新しい証拠を提出することである。そのため、8日のヒアリング第一部では、ハースが提出した証拠が条件を満たすものであるかどうかの調査が行われ、スチュワードが証拠を認めて再審査を行うと判断した場合には、ヒアリング第二部が行われる予定だった。
しかしスチュワードは、ハースが提出した証拠を受け入れるかどうかの判断を翌日まで延期することを決めた。スチュワードは、証拠を独自に検討するとして、ヒアリングの続きを9日CET 15時(日本時間23時)から再開することを明らかにしている。
アメリカGPでは、2位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(メルセデス)と6位フィニッシュのシャルル・ルクレール(フェラーリ)が車検で不合格となり、失格処分を受けた。それにより、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは11位に繰り上げられており、9位アルボンを含む何人かに再審査の結果、ペナルティが下されれば、ヒュルケンベルグがポイント圏内に入る可能性がある。
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