F1マシン開発競争に自信を見せるフェルスタッペン「レッドブルはコストキャップにもうまく対応していける」
F1タイトル争いのライバル、フェラーリがスペインGPで大規模なアップグレードを導入する予定だが、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、不安は感じていないようだ。フェルスタッペンは、レッドブルのマシン開発能力に強い自信を持っており、それを武器にシーズン最後まで戦っていけると語った。
シーズン開始から第5戦まで、大きなアップデートを行ってこなかったフェラーリは、第4戦、第5戦とレッドブルとフェルスタッペンに敗れ、コンストラクターズ選手権でもドライバーズ選手権でも、大幅にリードを失っている。
フェラーリは今回のF1-75のアップグレードにより、再び優位に戦えることを期待している。一方でフェルスタッペンは、レッドブルは開発競争においてシーズンを通して力を示していけるとの考えを示唆した。
スペインGP前の木曜、マシン開発について聞かれたフェルスタッペンは「余裕だよ」と答えたと、formula1.comが伝えた。
「常に改善可能な箇所はある。僕たちにとって今一番重要なのは、信頼性の問題だ。そこをまず克服する必要がある」
「僕たちのチームは、サーキットでもファクトリーでもとてもいい仕事をしている。効率的に機能しているんだ。もちろんコストキャップがあるから、それはとても重要なことだ。この点について一番優れたチームのひとつが僕たちだと思う」
スペインGPに向けてもフェルスタッペンは自信を示している。
「ここではうまくやれると思うよ。もちろん、他のチームが何を持ち込んでくるのかを確認する必要はあるけどね。でも僕はリラックスしている。シーズンは長い。シーズンのなかで、マシンの開発を進めていくことが重要であることは分かっている。一歩ずつ、毎戦だ」
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