「F1が盛り上がっている時に報酬を下げるなんて理解できない」現役F1ドライバーらはサラリー制限に批判的
ドライバーの報酬制限は、バクーでホットな話題になった。当然のことながら、現役ドライバーたちは感心していない。彼らは報酬制限によって次世代のF1ドライバ―たちがジュニアカテゴリーで資金を得るのがより難しくなると主張し、一部のドライバーは不可能になるとさえ言っている。
「F1に昇格するのでさえ難しい」とランド・ノリス(マクラーレン)は述べた。
「若手ドライバーに投資する人たちは、明らかに彼らのお金をいくらか取り戻したいと考えている。もし報酬に上限が設定されたりしたら、それはより難しくなるし、若手ドライバーに投資することへの関心が低くなる」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンも、「それはジュニアカテゴリーにダメージを与えるだろう」と語った。「もし(報酬)制限を設けたら、投資家は決して利益を得ることはない」
またアルファタウリのピエール・ガスリーは次のように話した。
「報酬制限は、F1全体にとって恩恵をもたらす若い才能の持ち主たちに波及効果を及ぼすことになると思う。その面について僕たちは慎重になるべきだと思う」
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)も「それは重要な論点だ」と述べ、自分たちが行っていることに対して相応の報酬を得ていると主張した。
「違うカテゴリーを経て昇格する時は、財政的支援が必要となるし、投資した投資家たちは最終的に大きな見返りを期待している。投資家にとっては、すでに大きなリスクだ。報酬制限があるとリスクはさらに大きくなるだろう」
ボッタスはまた、F1が現在実際に活況を呈していることを指摘している。
「僕にはF1が盛り上がっているこの時に、ドライバーの報酬を下げなければならないというのは理解できない。僕たちはファンとの交流を増やしているし、さらにコース外での仕事をしている。僕たちは自分たちがやっていることから相応の金額を得ていると思う。命を危険にさらし、懸命に働き、ショーの中心になっているんだ」
フェルスタッペンも、ボッタスの意見に同意している。
「完全に間違っている。今、F1はますます人気が上がっていて、誰もがさらに多くのお金を稼いでいる。それにはチームとF1も含まれていて、誰もが恩恵を受けている。だから実際にショーを行い、命を危険にさらしているドライバ―がなぜ上限を設けられなければならないのだろう?」
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